70 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/24(日) 09:11:20.70 ID:1e27dE390
こちらの墓地に《隠れしウラブラスク》がいる状態で《生ける屍》を唱えた場合相手の墓地にいるクリーチャーはタップ状態で場に戻りますか?
78 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/24(日) 13:13:02.37 ID:rE4ttBr20
>>70
その辺のルールは色々複雑なんだが、結論から言うと「アンタップ状態で出る」
《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》の能力は常在型能力(置換効果)である。
常在型能力は、基本的にそれを持つパーマネントが戦場に出ている場合にのみ機能する。
一方、置換効果が適用される為には、その置換効果が適用されるイベントが発生するよりも前に、
その置換効果が機能していなければならない。
質問の場合だと、《生ける屍/Living Death》で《隠れしウラブラスク》も対戦相手のクリーチャーも同時に戦場に出る為、
「対戦相手のクリーチャーが戦場に出る」というイベントが発生する前に《隠れしウラブラスク》は戦場におらず、
その常在型能力は機能していない。よって、アンタップ状態で戦場に出る。
ただ、この辺のルールは非常に例外が多いルールである為、112.6gとか614.12もできれば見ておくといいかもしれない。
614.12 置換効果の中に、パーマネントが戦場に出ることに影響を及ぼすものがある(rule 614.1c-d参照)。そのパーマネント自身のそれらの効果が適用されるのは、その効果がそのパーマネント自身にだけ影響を及ぼす場合だけである(そのパーマネントを含む一群のパーマネントに影響を及ぼすものは、そのパーマネント自身には影響を及ぼさない)。他の発生源からの効果であることもありうる。それらの置換効果のうち、どれがどのように適用されるかを決定するに際しては、そのパーマネントが戦場に出た時点で取るであろう特性を見る。ここで考慮するのは、戦場に出ることに影響を及ぼす置換効果のうちですでに適用したものと、呪文や能力の解決によって生成された継続的効果のうちでスタック上にある時点でそのパーマネントの特性を変更したものと(rule 400.7a 参照)、そのパーマネントの常在型能力からの継続的効果だけであり、他の発生源による継続的効果は考慮しない。
例:《万物の声》は「万物の声が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。」「万物の声は、選んだ色に対するプロテクションを持つ。」という能力を持つ。《万物の声》のコピーであるトークンが何らかの効果によって作られた場合、そのトークンが戦場に出るに際して、そのコントローラーは色を選ぶ。
例:《イクスリッドの看守》は「墓地にあるカードはすべての能力を失う。」という能力を持つ。《スカーウッドのツリーフォーク》は「スカーウッドのツリーフォークはタップ状態で戦場に出る。」という能力を持つ。《イクスリッドの看守》がいるときに《スカーウッドのツリーフォーク》が墓地から戦場に出る 場合、タップ状態で戦場に出る。
例:《夢の宝珠》は「パーマネントはタップ状態で戦場に出る。」という能力を持つアーティファクトである。これはそれ自身には影響を及ぼさないので、《夢の宝珠》はアンタップ状態で戦場に出る。
112.6g オブジェクトの能力で、それが戦場に出る状況を変更するものは、そのオブジェクトが戦場に出てくるに際して機能する。rule 614.12 参照。
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